匂いの科学　高木貞敬・渋谷達明著　　朝倉書籍

　おすすめ度

　★★☆☆☆

○かなり専門的です。

　　多分医学生の教科書などに使われているんだと思います。

　　はっきりいって全部は読めませんでした。

　　虫食い読みです、　　ちょっと専門用語が多すぎて、、、、

　　でも、お気に入りポイントは結構ありましたよ。



序文に企業の技術者、研究者、大学の研究者、学生、医師、香りの

愛好家などに絶好の書、とあるとおり　かなり専門的な書籍です。

値段も結構します。6,510円ですから。

本格的ににおいの勉強をしたいあなた、必須の一冊です。



　o(^-^)o　　カツのお気に入りポイント

（ツッコミはご遠慮ください。あくまでカツが夢想しているたわごとです）


■　体臭は、遺伝によって決定される。

とあります。（７章　ヒトの嗅覚　７．６　ヒトの体臭）

ご存知でした、体臭は遺伝によるんですって。

つまり、自分の子供の頭が　汗っくさい、、のは自分か、あるいは相方の頭が

汗っくさい、、からなんです。

言われれば当たり前のように思うけど、実際　意識していましたか？

遺伝だって



■　乳児は生後6日以降、母親の匂いのするほうへ、頻繁に頭を向ける

目を開けて母親を見るより先に、匂いで母親を認識しているんですね。

乳児だけでなく、3歳から5歳の子供も母親の匂いを識別するそうです。

母親も、6ケ月から17歳までの子供の着たTシャツを匂いで識別できた例があります。

（そうそう、母親でなくとも女性はにおいに敏感です。）


乳児のそばに母親のにおいがするタオルなどを置いておくと比較的　

泣かないようです。


試してみてはいかがですか？

タオルは母親の乳首あたりのにおいがついたものですよ。

足の裏のにおいではありません。（そんなことする人はいないか、、、）

乳腺もにおいを分泌しますので、それを乳児がかぐと安心するのでしょうね


あなたもお母さんの「　におい　」、「　・・・・・・・　」　で安心したい？

世の中には大人になっても、”それ”　を嗅いで安心する人がいるようです。

、、、、、あなたは？

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